やっと春らしくなりました
桜の時期も終わり、花冷えの季節も過ぎ、気温としては、今日くらいからやっと春の感じですね。
気候が安定したり、過ごしやすい季節というのは、あっという間に終わってしまう気がします。
4月も後半に入り、4月末から5月頭には、GWの連休もあり、色々と楽しみにしている方、
『GWまでは頑張ろう!』と意気込んでいる方、様々だと思います。
この春から、新生活を始めた方も多くいるかと思います。
環境の変化というのは、良くも悪くも、肉体的にも精神的にもストレスがかかりますよね。
この4月をひとまず乗り切って、GWで体も心も休めて、気持ち新たに再びがんばろう!という意味では、GWは救世主にもなりえるかもしれませんね。
ただし、過度にストレスと抱え込んだり、頑張り過ぎてしまうと、GWで、緊張の糸が切れて、脱力感や虚脱感を覚えてしまうかた、
再び頑張ろうとは思えなくなってしまう方もいるかと思います。
こんな状態が、所謂、『五月病』とかって言われます。
病院とかで、診察してもらうと、自律神経失調症や適応障害、鬱様症状 という診断がされてしまうかもしれません。
自然も体も、周期的な変化を絶えず繰り返している
自然に四季や寒暖差があるように、体にも、ある種のリズム、周期性があります。
一日でみたら、午前中~昼過ぎは交感神経が高まり、どちらかというと行動が活発になります。
午後~夕方、夜にかけては、副交感神経が高まり、少しずつ活動量を抑えていきます。
1か月でみても、潮の満ち引きや、満月ー新月があるように、体(特に内臓)のリズムも、28日周期で変化していきます。
1年でみると、春~夏にかけては、好き嫌いもあるでしょうが、日照時間も多くなり、どちらかといえば活動的になります。
秋~冬にかけては、動物でも冬眠があるように、体としては少し休眠モードになります。
ですから、ちょうど、3月4月5月というのは、冬から春にまたがる季節で、眠っていた体(細胞)達が、活動を始めようとしますので、
体にとっては、大きな変化なんです。
実際に、血液量そのものが増えることにより、それを処理する肝臓(腎臓)といった臓器の活動量も増えることにより、
春という季節は、肝臓の疲れが体の表面に出てくるかたも多いです。
【右肩のはり、右背中のはり、右臀部のはり、前頭部の頭痛、右肩周辺の筋肉の痛み、膝の内側の痛み、疲れやすさなど・・・】
自然の流れでいえば、身体も活動量を減らしてのんびりしたい時期や、栄養を蓄えて備えたい時期、活発に動きたい時期・・・
といったように、一様ではないわけですね。
ただ、仕事や勉強、家庭や育児はそうもいってられません。
一定の活動を年間を通して行っていかなければいけない現実もあるのも確かなんです。
身体の意向に反して、活動をしなければいけない時もある、だから、調子が崩れて当然なんです。
誰も悪くない、自分の能力が低いわけでもない、誰かより劣っているわけでもないんです。
自律神経系の問題、鬱様の症状、適応障害といった症状の根底には、『自分を責めてしまう、自責の念』のようなものがあることもしばしばです。
一様ではない環境のなかで、身体や心の調子を一定に保つのは、とても難しい事でもあります。
ただし、人にはその環境に対して、適応したり、自ら考え、対策を講じることができます。
ヒトそのものの、能力は、案外、他の動物に比べたら、そこまで高くないのかもしれません。
ただ、考える、修正する、どうありたいか、という思考や意識、意図という面ではとても優れているんだと思います。
〇〇したっていい。~~できなくても大丈夫。
時には、休んだっていい。
一旦、離れてみて、大きな視点で自分を取り巻く状況を見てみると、また新しい発見ができるかもしれない。
大多数の人が出来ていることだって、できなくたって大丈夫です。
逆に言えば、大多数の人が出来ないことができるかもしれないですよね。
まずは、現状に逆らわずに身を投じてみてもいいんじゃないでしょうか?
その中で、疲弊した部分、硬くなって使いずらくなってしまった部分、本来の能力を出すために弊害となってしまっている部分を、修正、調整するって方法もあります。
当院があなたに提供できる事
身体の疲れを生み、そして、疲労回復の手段である睡眠の質を下げてしまう、体や脳の緊張。
この緊張を緩ませ、本来持ち合わせている回復能力を発揮できる環境を整える
身体の歪みを形成する、その人の思考の癖や動作の習慣、パターン化された身体の反応
これらは、本人が自覚していない無意識の反応でもあります。
この無意識の反応にアプローチするためには、物理的な刺激(マッサージや整体)では、なかなか難しい部分があります。
量子の性質を生かし、無意識の領域にアプローチしていきます。
自分自身を観察する能力を養い、軸のある体と心を創造しする技術です。
最後に・・・・
時代の変化とともに、現れてくる症状も多種多様です。
こんなときにどこにいけばいいの?
誰に相談すればいいの?
分かってもらえないかもしれない?
ちゃんと話を聞いてくれるか不安。
こんな悩みを抱えている方も少なくはないのでしょうか?
私は、自分の能力以上のことはしません。
現状の身体の状態を説明し、何故、今、そんなにも辛いのか?を、納得いくようにひも解いて説明すること。
姿勢の基準から、どれだけ逸脱しているか?そのような状態の時には、このような傾向がある、そしてそれを改善させていくには、このような方法があります。
『話を聴く事』
『検査:よく観察すること』
『分析:考えること』
『説明:わかりやすく話し、納得して安心してもらう事』
『提案:考えうる限りの選択肢を提供すること』
最低限、この5つは、どんなに難しい症状でもできます。
結果、自分の能力には及ばないものでしたら、きちんとした形で、他の選択肢を提案します。
そんな、整骨院です
とりつかせいプラクティス.整骨院 院長 塚田 明樹