2つの意思
一人のヒトの身体ですが、
その身体も、少なく見積もっても最低2つ以上の、意思、意識が同居しています。
身体の一部を動かそうと思えば、
筋肉が動き、関節が動き、
その『こうしよう』という意思がある程度は反映された結果が現れます。
右肘(ひじ)を曲げようと思ったら、左肘が曲がったり、右膝が伸びたりはしませんよね。
一方で、『胃が重いから、上の方に持ち上げよう』
『お通じがよくないから、腸の動きを活発にしよう』
という意思は、関節を曲げるようには、直接的には反映されないのではないでしょうか?
もちろん、全く意思が通じないとは言い切れませんが、関節を曲げた時と同じようにはいかないと思います。
良い姿勢でいたい!!
背中の筋肉にぐっと力を入れて、背中をピンっと伸ばす
でも、お腹は食べ過ぎで重くて、背中を曲げた姿勢のほうが楽だけど・・・
でも、良い姿勢でいたい意識とその命令に従う、背中の筋肉
お腹の為には、背中を丸めていた方が楽、
でも、背中は伸ばさなきゃ・・・
この攻防戦が、背中の疲れ、腰や肩の筋肉の疲労を生みます。
これは、極端な例ですので、食べすぎた直後に無理やり背中をピンっとした姿勢を取る必要もないかもしれませんが、
寝起きでの、首の寝違え や ぎっくり腰 などは、
首の筋肉や腰の筋肉だけが要因で起こることは少ないです。
内臓の疲労という、一見、表には出にくい問題がある中で、
内臓側の都合 とは、逆の動きや姿勢といった、双方の意見の食い違いが招いた結果でもあります。
一方は、言う事を聞いてくれる親切な筋肉
もう一方は、わからずやの不親切な筋肉
身体にとって、本当の優しさ、親切さって??
寡黙な人の優しさって分かりにくかったりもします。
でも、物言わない、内蔵さん達にも寄り添って、お互いの意見の合致したところで生活する事って大切です。
対立関係ではなく、協調関係で過ごしたいですね♪
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少なく見積もって 2つ
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