前回のブログ:『腸脛靭帯炎/ランナー膝』の続きです。
久々のランニングで、膝を痛め、古傷でもある『腸脛靭帯炎』の様な症状が出ている状態。
ランナー膝 と呼ばれるので、恐らくランニングする人に多いのでしょう。
あと、ジャンパー膝という名前がついたのもあります。
ゴルフ肘、テニス肘。は、肘や
名前は、さておき。
この腸脛靭帯を痛めてくる方は割と多いです。
というのも、前回も書きました通り、
①大腿筋膜張筋のつながりであること、
②大殿筋との関連があること、
③構造物として大きいこと(2つの関節をまたいでいる)
という、特徴ある腸脛靭帯ですので、生活上でも運動でも色々な負担がかかってくるのです。
予防としては、これも前回書きましたが、
こ~んなのやら、いろいろバリエーションはありますが、お尻の筋肉やら太ももの外側を伸ばしておくことが大切です。
予防としては。
痛くなった段階では、この筋肉の硬さだけをゆるめていっても、なかなか改善しずらいです。
これは、自分の経験として、ですが。
特に膝の痛みというのは、膝が悪くないのに膝が痛いことがよくあるんです。
これは、『可愛そうな膝関節』 でも触れました。
膝関節は、
とても柔軟かつ繊細に、周りに気を配ってるガンバリ屋さん。
ですので、膝が痛い けど、 膝が悪いって決めつけないであげてくださいね。
ということで、膝の痛み で、来院していただいた時には、
痛い動作 + 荷重位(体重をかけている状態) +非荷重位(体重をかけていない状態)
を、まずチェックします。
状態にもよるんでしょうが、体重をけけなければ、曲げ伸ばしに問題ないって、方が多いんです。
こんな時には、
『あ、これ、膝は悪くないですよ』
っと、つい、このフレーズが出てしまうんですが、
膝が痛いのに、膝が悪くない!??・・・
皆さん、疑問の眼差しで見られる訳ですね。
詳しく伝えるとすると、
体重をかけていない今の状態では、膝の関節に関しては、十分関節の運動ができていますので、膝関節には問題ありません。
問題は体重をかけたときに、どの様に、膝に体重がかかってくるか。
ということになります。
今日はこの辺で