夏の時期に多い【腰の痛み】

この時期になると増えてきます

 

梅雨も明けて、夏がやってきましたね。

気温が高い日もあれば、最近は雨が不規則に降ったりでなかなか予測がつきませよね。

 

こういった夏の時期に、だんだんと増えてくる症状が

 

【腰の重さ・痛み】

【足のだるさ】

 

皆さんも経験はありませんか?

 

今回は、夏の時期に多い【腰の痛み】について書いてみようと思います。

 

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腰 という 場所

 

腰ってどこからどこまでが、腰でしょうか?

 

これ、意外と人によって認識がまちまちなんですよ(笑)

 

僕は、背骨の中の腰椎と呼ばれる部分から、骨盤の辺りまでを、ざっくり腰部として認識しています。

 

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この腰部と呼ばれる部分、

 

骨格の構造だけ見ると、腰椎と呼ばれる背骨だけで支えているんですね。

 

下には、骨盤があり、上に肋骨があるけど、腰だけは、腰椎だけ。

 

なので、そもそもが不安定な場所であるんですね。

 

そして、その不安定な腰を支えているのが、

 

腰の周りの筋肉

そして

腹圧 

 

になります。

 

腹圧?とは

お腹の空間の圧力です。

 

腰の骨の前側で大きな支えの役割を担っているのが、この腹圧というものになります。

 

腹圧が一定の圧力を保っていると、骨盤が上がり、下腹部が締まり、綺麗な姿勢が作れたりもしますし、

腰の安定につながりますので、腰痛の予防にも重要な要素になってきます。

 

腹圧

 

腹圧は、腹腔と呼ばれる空間が持つ圧力です。

 

腹腔を構成するのは、

 

内臓を包んでいる  腹膜 と呼ばれる部分

 

腹膜とともに、腹腔の壁をつくるのが、

 

腹横筋などの深層筋

 

腹腔の天井にあたるのが、

 

横隔膜

 

腹腔の床にあたるのが、

 

骨盤隔膜

 

これらが、協力して腹圧を適度に保っている時には、腰が安定しているんですね。

 

 

腹圧を下げる要因

 

1、横隔膜 の機能低下

  横隔膜に関しては、横隔膜だけでも、一つの記事にできるくらい大切な場所です。

  その横隔膜の機能低下は、要因は様々ありますが、

  代表的な要因としては、首のズレ

 

  横隔膜を動かしている神経=横隔神経は、頸神経(首の神経)です。

  首の不調や、首の骨のズレなどがあると、横隔膜に機能低下が起きやすい状態になります。

 

2、骨盤隔膜 の機能低下

  これも様々な要因は絡んでくるのですが、

  神経支配の要因から考えると、骨盤・仙骨のズレから起こるもの。

 

3、腹横筋などの深層筋の弱化

  インナーマッスルと呼ばれる深層筋の弱化に関しては、姿勢維持との関連も深いので、脳の疲労なども要因の一つではあるのですが、

  ここでは、内臓の疲労を挙げます。

  内臓=自律神経ですので、精神的なストレスなども関係しますが・・・・

  

  夏の時期に特有で、もっと身近な要因・・・・

 

内臓の冷え

 

『アイスの食べ過ぎ』 『冷たい飲み物の摂りすぎ』

『冷房の中に長時間いることが多い』

 

こういった環境下では、内臓が冷えてしまい、内臓が硬くなります。

 

硬くなった内臓は、重さを持ち、下へ下へと下垂し始めます。

 

内臓が下がると、下腹部が張ってきたり、骨盤が下がる原因になります。

 

お腹の冷え由来の、内臓下垂

    が

  原因となる

  腰の痛み

 

ここのところ、目立つ症状です。

 

確かに、気温も高く、暑いです。

冷たいものもおいしいですし、涼しい室内のほうが心地よいですよね。

 

内臓の冷えってなかなか認識しにくいです。

 

内臓が冷えると、相対的に、外気温もより熱く感じてしまうケースもあります。

 

ですので、夏の時期、冷たい飲食物、涼しい環境に身を置くことが多いこの時期は、

 

・湯船に浸かる

・薬味など身体を温める作用のある食べ物を積極的に摂るように心がける

・適度な運動で、深部体温を上げておく

 

などを心がけてあげると良いと思います。

 

内臓の冷え  腰の痛み  へのアプローチ 

 

今回のようなケースの症例の場合

 

【内臓調整】 【お腹のマッサージ】 等を行い、まずは、内臓の疲れや冷えに対してアプローチします。

 

そして、内臓を取り囲む空間の、腹腔に対しては、

 

首の調整/頭の調整 等を行います。

 

これは、自律神経の安定の目的もあります。

 

内臓や自律神経が安定してきた所で、腰や骨盤周辺の筋肉や骨格に対しての施術を行い、終了です。

 

 

一概に【腰痛】といっても、要因や原因はさまざまです、

 

一年前の腰痛と今年の腰痛の原因も全く同じという事は、無いと思います。

 

その時の身体の状態を正確に把握し、適切な施術の提供を心掛けております。

 

何かお悩みの症状などございましたら、是非一度ご相談ください。

 

 

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とりつかせいプラクティス.整骨院   院長  塚田 明樹