女性に多い肩こり

強めにほぐしてもらわないと緩んだ気がしません

 

当院は、駅から徒歩1分、商店街の中の立地ということもあり、

様々な、症状の方がお見えになります。

肩こり、や、腰痛などの症状から、足首を捻挫したや、肉離れをしてしまった、子供の肘が抜けた、のような怪我の症状、

頭痛、吐き気、めまい、自律神経の不調といった、所謂、不定愁訴と言われる症状の方、

 

その中でも、初めてご来院される方で、

外に置いてある看板を見て、『マッサージをしてほしい』 という方も多いです。

 

そして、巷にこれだけ、マッサージのお店や治療院がありますので、

色々なところへ行った経験のある方も、試しに受けてみようという感じでご来院になる方もいます。

 

最近ご来院になられた方々で、傾向として多く感じたのは、

 

女性で、肩こりの症状

マッサージや治療の経験がある

所謂、強もみ希望

 

『強めに揉んでもらわないとスッキリしない』

 

こいった方の、身体にはある傾向があります。

 

『頭や肩(肩甲骨)を支える筋肉が弱くなってしまっている』

 

 

【僧帽筋(そうぼうきん)】という筋肉

 

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頭の後ろ から 肩甲骨 そして、背中の大きな部分を覆っている筋肉になります。

 

肩を動かしたり、姿勢に関係する肩甲骨の位置を整えるのに、重要な筋肉です。

 

肩こりでも、問題になってくる、一番表層の筋肉。

 

 

僧帽筋が弱くなると・・・

 

背中の大きな部分を覆っている筋肉になりますので、

 

①まず、背中を起こしにくくなります。

 

所謂、良い姿勢が作りにくくなります。

 

②頭の位置が前に傾きやすくなります。

背中が起こしにくくなると、一番の弊害として、7~8Kgあると言われる頭が、前に傾いてきます。

ボーリングのボールを手の上で乗せているときは、まだ安定しているけど、少し傾けるとものすごい重いですよね。

首で頭をぶら下げる状態になる訳です。

 

③肩甲骨が後ろに引きにくくなる

 肩甲骨が前に巻き込むようになり、猫背と言われる姿勢になりやすくなります。

 

さて、大変なことになりましたね。

 

頭も支えられず、肩甲骨もどんどん前へ、上半身も前かがみに・・・・

 

僧帽筋の変わりはどこの誰がしてくれるのでしょう?

 

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脊柱起立筋を代表する、僧帽筋よりも奥にある深層筋と言われる筋肉です。

 

ですので、この僧帽筋が弱くなってしまった方というのは、表面というよりは奥のほうの筋肉が頑張って働いているが故に、

 

表面的な弱い刺激では感じにくくなってしまっているんですね。

 

 

深層筋へのアプローチと、その弊害

 

身体の構造を考えると、深層筋と表層筋というものに大別されます。

 

大きく分けると、

表層筋というのは、主に動作、身体や関節を動かす際に働く筋肉です。

そして表層面に近い部分にあるので、外的な刺激に対してもある程度強さがあり、

ぶつかったり、叩かれたりしても、ある程度適応します。

 

深層筋というのは、姿勢を維持するための筋肉です。

非常に強力な筋肉でもあるのですが、

外部からの刺激に対しては、繊細な部分があります。

 

姿勢を維持するという大切な役割がありますので、傷ついて使えなくなってしまったり、

あとは、姿勢の変化、筋肉の収縮度合いに対してとても敏感なところがあります。

 

 

マッサージがお好きで、よく通われている方の中に、

表面的な知覚、感覚がかなり鈍くなってしまっていて、通常感じるような圧や指圧を加えても全く感じなくなってしまっている方もいます。

 

これは、表層筋が弱化して、深層筋が働かなくてはおいけない状況を作ってしまった上に、

 

その頑張っている深層筋へ、マッサージで深く刺激を加えたり、過度なストレッチによって、刺激を与えすぎると、

刺激に対して弱い、深層筋たちは、自分たちを守るために(姿勢を保つという役割を全うする為に)、自己防衛手段として、硬さを作ったり、外的刺激を感じないようにしてしまった結果だと思っています。

 

一時的な、リラックスや疲労回復の為でしたら、問題ないかと思いますが、

継続して、強いマッサージを受けたり、どんどん求める圧が強くなっていると感じた際には、一度原因の矛先を変えるのも手かと思います。

 

 

本来の役割、本来の在るべき姿へ

 

姿勢を維持するための深層筋は姿勢を維持するために働き、

動作を行うための、表層筋は動作の為に働く

 

ことが、本来の在るべき姿です。

 

では、何故、僧帽筋が働かなくなってしまったのか?

 

そして、何故それに気が付けなかったのか?

 

手や足に関係する筋肉であれば、使いづらさなどを感じ、その異変に気が付くのでしょうが、

この僧帽筋という筋肉は、背中に位置しており、その下層には、また多くの筋肉があります。

 

そうなんです。変わりが効いてしまうんです。

 

僧帽筋が多少働かなくなったとしても、身体の機能としてはある程度保たれる

 

だからこそ、そこまで異変として気が付きにくいんですね。

 

ちょっと特殊な『僧帽筋』

 

筋肉は、基本的に神経の信号を受けて、伸び縮みしています。

 

身体に関係する筋肉の多くは、『脊髄神経』と呼ばれる、主に背骨から出てくる神経の信号を受け取っています。

 

この僧帽筋という筋肉は、『脳神経』 と呼ばれる、脳から直接枝を出している神経の信号を受けているのです。

 

そして、僧帽筋に信号を送る、脳神経は 『副神経』 と呼ばれ、

 

その副神経は、自律神経にも影響がある神経なのです。

 

 

なにやら難しい話になってしまいましたが、

 

簡単にまとめると、

 

脊髄神経の信号を受ける、一般的な筋肉 と、僧帽筋の明らかな違いは、

 

脳(頭の)疲れや、自律神経の乱れに対しても、僧帽筋は明確な反応が出てきます。

 

ですので、僧帽筋が弱くなってしまっている場合というのは、

 

脳の疲れや、自律神経の乱れが起きていると言っても間違いはないのです。

 

 

だとしたら、その僧帽筋が弱っている時に、肩の筋肉のマッサージをいくら継続しても、なかなか治らず、逆に、どんどん刺激が強くなりすぎて、症状を悪化させてしまうことも考えられるのです。

 

脳の疲れや、自律神経の乱れには、 【頭蓋骨調整】【内臓反射治療】

 

当院では、その肩の辛さや、コリの状態を検査し、

 

その状態に合った施術を行います。

 

ただし、そこに施術を受ける方の納得感も大切です。

 

いくら、正しいと言われても、肩を揉んでほしい事には変わりはない。

 

方向性を理解していただいた上で、身体の状態や、そのご本人の意向を踏まえて、施術のスタイルはカスタマイズして施術させて頂きます。

 

ですので、ご要望などは、なんなりとお申し付けください。

 

大切な身体を整えたり、将来の健康を見据えたうえで、どういった選択が好ましいかなどお話しできたらと思います。

 

そういった意味では、当院で行っている【Re;balance整体】は、

 

本来の体に戻していくことにより、抱えている症状や辛さを改善していく という方向性があるだけで、

 

あとは、筋肉にアプローチするのか、骨格なのか、頭蓋骨なのか、内臓なのか?食事なのか、睡眠なのか?

抱えているものはその人通り違います。

 

皆様のご要望に沿えるように、施術させて頂いております。

 

たくさんの地域から通って頂いております(^^♪

 
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とりつかせいプラクティス.整骨院  塚田 明樹