何もなくても、何かあると思う
何かあると思うと、結構楽しい
何もないとつまらない
何もないことってあるのだろうか?
何もない? 何かある
『つまらなーい』 子供の頃、雨が降ったり、休みの日で何もする事がないと、よく親に言っていまっした。
すると親は、 『大丈夫、詰まってるから』 と、返答が返ってきます。
つまらない と言っているのに、詰まっている と返される。
『いや、詰まってないから、つまらないんだよー』
答えのない不毛なやりとりに、既に怒り半分な状態
『十分に詰まっているから大丈夫』
『外にでも 行ってきな』
親の真意は分かりませんし、もしかしたら、単純に面倒で言っていたのかもしれません(笑)
でも、結果、外に行ったり、
ありがたい事に近くに、山、川、神社の広場などがあったので、そこに行ったり、
ただ、自転車でウロウロしたりすると、色々な面白いことがあるもんですね。
確かに、詰まっていたわ(笑)
↑ これも今となってはですが。
こんなやりとりを何度か繰り返すと、
この親の前では、『つまらない』は通用しないと、僕も思う訳です。
すると、そういう場面に出くわすと、自然と外に行ったりするようになったんですね。
『つまらない』という概念が薄れていきます。
『確かに、つまらない事ってないのかもなー』
何もない空間は存在しない 何もないように思える空間ですら、次次と"何か"が 存在し始める。
つまらない空間などはなく、 既に詰まっている あの時の、言葉って意外と含み持たせてるの!?(笑)
そんな事をふと思う、ひとときでした。 有難い、親の言葉ですね。