バランスを整える時に大切な存在

満腹は幸せ でも バランスは??

 

たくさーん食べて、お腹いっぱいの時、

昨日食べ過ぎた・・・お腹重い・・・

 

そんな時に、いい姿勢でバランスよく動くって難しいですよね。

それでも、まぁまぁ動けます。

それは、バランスを取る主役は、目や耳といった、顔周辺にある感覚器官だからなんですね。

腸を労わるのと同じくらい、目や耳もにも優しくしよう!というお話です。

ちょっと長いですが、ぜひ、お付き合いください。

 

 

腸に優しい方々増えてます!!

 

ファスティング・断食・腸活

食事の質であったり量であったり、腸にとって負担がかかりすぎるということで、腸そのものを休めたり、溜まった毒素を排泄するという目的で、断食や1日1食などの食事法が進められています。

これに関しては、腸に関して言うのであれば、僕も賛同しますし、実際に食事を摂らず、水分とミネラルなど最低限の栄養を摂り、出来るだけ腸への負担をかけない生活をする時間を取ると、調子が良くなる感じがするのは実感します。

ただ、食事法は個人個人様々な背景がありますので、無理に一つの方法を強引に推し進めるのはお勧めできませんが、 『腸を休める』時間を取る事は、現代ではとても重要だと思います。

 

一度口から入った食物は、胃から小腸、大腸と巡り、消化吸収され排泄されるまで、約24時間かかるそうです。

それだけ、食べ物を体内で必要ー不必要を仕分ける事って時間がかかる大変な作業なんですね。

だから、たまには腸にも休息を与えると考えれば、1日の中や一週間の中で、腸に優しい時間を作ってあげようと思えてきますよね。

 

必要なものと不必要なものを選択処理しているのは 

    『腸』 だけじゃない!

 

 

今日の本題はここから。

 

口から入った食物は処理が完了して、不要なものを体外へ排泄するまでに、約24時間。

 

では、目から入った情報は、どれくらいの頻度で処理されているのか、 耳から入った情報はどうでしょうか?

目から入る情報や耳から入る情報は、自分が意識的に認知している量よりもはるかに多いです。

そうでなくても、流れている情報が多く、欲していなくても入ってくる状況です。

能動的に受け取る情報と

受動的に受け取ってしまった情報、

そして反動的に受け取りたくないけど、仕方なく受け取らなければならず受け取った情報。

 

それぞれに、処理する負荷に違いはあれど、 1日の中で、1時間の中で受け取る情報はかなりの量です。

 

食物と情報では、処理の質は違うにしても、目や耳は全く平気か?と質問したら、

『なかなか大変です』 と、

答えが返ってきてもおかしくはなです。

 

例えば、胃や腸は、食べ過ぎたりしたら、重さを感じます。

内臓も正直です。 疲れた時は、ちょっと位置が下の方や後ろの方へ下がります。

 

では、目や耳はどうでしょうか?

 

『目』や『耳』にも優しさを。

 

目は眼精疲労をお持ちの方ならお分かりかと思いますが、 重かったり目の奥が痛いという事がものがたるように、 目も、疲れると位置が下や後ろの方へ下がります。 


これ、耳にも起こります。

 

人全体で考えても、苦手なモノや、今は欲しないものと対峙したときには、ちょっと体が重くなったり、少し後ろへ引かれる感じはしないでしょうか?

この感じが、臓器単体や目や耳にも起きてもおかしくはないと思います。

情報量の多さなのか、その質なのかはわかりませんが、 目や耳も疲れて 『もう見たくない、聞きたくない』 と、後ろへ下がっています。

 

もちろん、休めてあげる事は大切です。

ただ、休めるために位置を変えた状態で、日常を過ごす事で、体のバランスを崩している状況があります。

 

お腹いっぱいで、胃や腸が重い時に、真っ直ぐいい姿勢で立ちづらいですよね。

 

それでも、そこまでバランスを崩さずに動けるのは、 目や耳、といった、顔周辺にある感覚器官がバランスをとるからなんですね。

では、目や耳をふさぎながら、真っ直ぐに立って、歩けるでしょうか?

目の位置が後ろに下がる状況は、少しまぶたを閉じるように、半目の状態にするとできます。

目を半目の状態でうっすらと開けている時と、 大きく開いた状態とでは、体のバランスは大きく変わると思います。

これが日常のなかで知らず知らずのうちに起きている状況です。

 

バランスの取りずらい姿勢をとっていると、体は疲れやすいです。

体のバランスを保つために大切な要素となる、目や耳の位置を整えておく。

 

そんなに長い時間でなくていいので、

 

  1. 目を前に出すように、大きく開く。
  2. 耳を外側に広げるように、普段よりもより遠くの音を聞くようにする 。

 

これだけでも、朝の行動前に取り入れてもらうだけでも、すこし動きやすさが出ると思います。

 

頭蓋骨調整と自律神経と身体のバランス

 

 

眼球の位置や耳の位置と関連する頭の骨があります。

蝶形骨と側頭骨という骨です。

二つとも、自律神経とても関わりが深く、 また、尾骨や骨盤などにも関連のある骨になりますので、自ずと、身体のバランスにも関係が出てきます。

 

普段のセルフケアとともに、これらの頭蓋骨の動きを整えておく事は、体調を整えたり、体のバランスを整える上では重要になります。

 

今回のように、大きな台風の前後は、気圧の変動と共に、体にも変化が起きています。

変化すること自体は問題とは思いませんが、 あまりに変化が多くそして、大きいと、その蓄積により、体調へも影響が少なからず出てきます。

一つ一つが小さいうちに、あまり積み残さない事が大切です。

 

やっと風も収まった感じです。

一夜明けてみないと、全体像は見えてきませんが、 あまり被害などが大きくならないことを願います。

 

当院では、初めてですが、雨漏りが・・・発生しました。 建造物のケアは専門外なので、ちょっとナーヴァスですが、共に日々過ごしている仲なので、労ってあげないといけませんね(>人<;)

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