首が痛くて動かせません
この仕事を始めた当初は、こんな訴えの方を目の前にしたとき、『どうしよー』とかかなり焦ったものです。
ただ、症状や現れている現象は、必ず何かしらの過程をたどってきますので、それをしっかり遡ってあげれば、ちゃんと改善します。
今回は、首とお腹(内臓)の内容です。
首の筋肉
首の筋肉は、頭や首の骨から、肋骨などの体の骨についている筋肉がほとんどです。
細かい筋肉がたくさんあります。
首が痛くなってしまう原因・要因は、たくさんありますが、今回は、一番身近な、『筋肉』の事について触れてみようと思います。
年末年始が終わり、1月に入り、なんとなく、首関連の不調を訴える方が多かった気がします。
年末年始は、普段の生活リズムではなくなる事も多く、特に食生活での違いが多くなるのではないでしょうか?
身体を検査させて頂くと、
・内臓の疲れが残っている
・肝臓の疲れで、右の背中の硬さが強い
・胃の疲れで、‟みぞおち”の裏が硬い
・内臓の下垂がみられ、肩甲骨が前の方に引っ張られている
・ 〃 、骨盤が後ろの方へ下がってしまっている
等々・・・
このように内臓に疲れを伴った状態では、
肋骨が内臓に引っ張られるように下へ下がります。
肋骨が下がると、首の筋肉が下へ引っ張られて、緊張(硬くなる)します。
この状態で、生活したりしているうちに、首の筋肉にストレスが加わり段々と、筋肉に疲労がたまっていきます。
そして、『来る時が来た』『来るべくして来た』といったように、
何かのタイミング、例えば、意識がぼんやりとした起床時が多いでしょうか?
そんなタイミングで、痛みが出たり、急に動かなくなったりしてしまいます。
なんとなく、お腹の調子がすぐれない。
最近やけに背中や肩がこる。
そんなときには、お腹を温めたり、
少し、お腹を伸ばすストレッチ等も有効かもしれません。
背中に大きめのクッションを当てて、仰向けに寝て、バンザイ!
そのような、ケアも有効ですよ(^^♪