秋~冬時期の腰の症状/下半身の症状
少しずつ、秋から冬の季節となり、気温がぐっと下がる日も増えてきました。
特に朝晩の冷え込みは、体の芯まで冷えるような感じがします。
今回は、この秋~冬の時期に特徴的な症状を書いてみます。
◎朝方の腰の痛み
◎起きたてに腰が伸びにくい
◎足が重い、ダルい、浮腫み
こう見ると、夏の時期にも特徴的な症状でもあります。
季節の変わり目に起こりやすい症状ということですね。
これらの症状に共通していることは、体の水分代謝です。
結論からお伝えします
≪水を飲みましょう≫
約1リットルは、コーヒーやジュース等ではなく、水の摂取をしましょう。
≪良い塩を摂取しましょう。≫
適切なミネラルの補給は、塩分と水分のバランスを調整します。
≪体を温めましょう。≫
体を深部から温めるには、湯船に浸かることや、適度な運動が最適です。
この3つが欠けていると、秋から冬時期の腰の痛みや、足の重さなどの症状が出やすくなります。
『腎臓』の疲れからくる、腰や下半身の症状
夏の時期には、発汗と飲水による水分量の調節で、多忙になる『腎臓』
その『腎臓』の疲れによって、腎臓との関連がある、『大腰筋』『腸腰筋』
この『大腰筋』は、腰をお腹の奥で支えてくれているとても重要な筋肉です。
この『大腰筋』がうまく使われなくなってしまうと、腰が伸びにくい、寝ていたり、座った姿勢から動こうとする、動き始めの動作で、腰の痛みを感じたり、腰が伸びにくく感じます。
冬場は、夏場とは逆で、発汗量は減るのですが、空気が乾燥することによって、
皮膚から水分が出て行ってしまいます。
加えて、冬場の寒さで、体を温めようと、味の濃い食べ物を食べることが増えると、
体内の水分 減少
体内の塩分(ナトリウム) 増加
となります。
体内の水分量が減ると、端的に血液が濃くなり、『血液サラサラ』とは逆の状態jになります。
ここで、腎臓の出番です、体内の循環の状態を悪化させないように、調整するために、
腎臓の疲労が出てしまいます。
何故か、左側に症状が出る方が多いです
下半身の疲れ・重さ・ダルさ
+
左腰の症状
経験上(毎年多いと感じます)、この組み合わせって多いと感じます。
これは、カラダの仕組みから考えると、少し納得いきます。
【リンパの流れ】
リンパ液は、疲労物質や老廃物を運搬し、体に溜まらないようにしてくれています。
このリンパ液の流れ方に少し特徴があります。
下半身(左右)の疲労物質・老廃物を運んできたリンパ液は、
お臍の近くにある『乳び曹』というところへ一旦集まります。
その後、胸管と呼ばれる管に運ばれ、心臓に戻るのですが、
この胸管という管、左上半身のリンパを回収しながら心臓へと向かいます。
まとめますと、
左下半身
乳び曹 ⇒ 胸管 ⇒(左半身) ⇒ 心臓
右下半身
右上半身 ⇒ 右リンパ本管 ⇒ ⇒
と、こんな感じ。
つまり、下半身の疲れは、左半身の負担になるということです。
ですので、左腰に違和感や、痛みなどがある方は、まずは、足の疲労を抜くように、
マッサージや足湯などをしてあげると良いと思います。
その他にも、胃の不調なども、左側の腰の痛みなどには関係があります。
内臓の疲れは、内臓反射治療&頭蓋骨調整 で 対応します!
このように、単に腰痛といっても、筋肉の使い過ぎや、不良姿勢からの腰の痛みだけではなく、
内臓の疲労によっても、症状というのは引き起こされてしまうんですね。
特に、年末年始など、生活リズムが乱れたり、いつもの食生活ではないような環境の時には、少し内臓の事もいたわってあげると、
腰や肩などの症状を出さずに過ごしことが出来ると思います。
内臓というのは、自分の意思で、働きを操作することが、基本的にはできません。
所謂、自律神経と呼ばれる神経が内臓の働きをコントロールしています。
今回のような、内臓の疲労によって起きている症状の際には、
当院では、内臓反射治療と呼ばれる施術を行います。
反射点と呼ばれる、内臓の場所とは、一見関係のないような部分に優しい刺激を行い、内臓の活性化を図ります。
合わせて、頭蓋骨の調整を行うことで、脳の疲労もスッキリし、自律神経が安定します。
身体を温める 遠赤外線 ホットパック
そして、これからの時期に大活躍するのが、ホットパックです。
服の上から簡易的に乗せることができて、しかも、鉱石を使っているので、岩盤浴のように身体の芯から温まります。
秋から冬にかけて、寒さも厳しくなりますが、施術を受ける事で、自分で熱を作れる身体を整えておくと、冷え知らずで、この時期を過ごせますよ(^^♪