小児の怪我~肘内障(肘が抜ける)~

子供が腕を動かそうとしないんです

 

1歳近くなってきて、立つ動作が可能になってくると、手をつないで、歩いたりすることも多くなってきますよね。

 

親としては、左に行きたいのに、子供は逆に行きたい

 

こんな時に、腕をついひっぱってしまったり、遊んでいる最中に、ちょっと力が入ってしまって腕を引っ張ってしまったり、

 

そんな些細なことでも、お子さんの腕(肘)は抜けてしまうことがあります。

 

とかく、3歳くらいまでのお子さんですと、何があったかなんて、言ってくれませんし、

 

どこがいたいの?

 

『手が痛いcrying』とまぁ、だいたいがわんわん泣いてる状態なので、正確な問診などは出来ませんね。

 

それでも、可能性がある疑わしいところから、チェックしていき、整骨院で処置が可能なものなのかを判断しなければいけません。

 

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もしかしたら・・・

 

 

ヒトの体ですから、何が起きてもおかしくないですからね。

 

とは、言いつつも、年齢とか、親御さんのお話とか、本人の雰囲気、痛がり方などで、おおよそは見当つくのですが、万が一もあります。

 

鎖骨~肩関節~上腕~肘関節~前腕(橈骨・尺骨)~手首~手

 

といった感じにチェックしていき、骨折などがないかをチェックします。

 

2歳の女の子~肘が抜けちゃったみたいです~

 

昨晩、ご来院された、ご家族。

お父さんに抱っこされて、涙目でご来院。

お話によると、既に、一か所整骨院に行かれて、そこで、2回整復してみたが、入らなかったとのこと・・・

「なるほど・・・それで、この涙目でしたか・・・sweat02

それは、いち早く楽にしてあげなくてわsign01

と、思いつつも、整復してみたけど、入らなかったということは、何か別の原因で痛いのではsign02というのが脳裏に浮かびます。

 

というのも、小さいお子さんの肘が外れる(正確には、亜脱臼といい、半分抜けた感じなんです。)のを、『肘内障』といい、

整復操作はそれほど難しくはないんです。

個人的には、泣いているお子さんの「痛い~crying」というリアクションに左右されることなく、優しく、正確に整復すれば、必ず入ります。

 

ですので、整復しても入らない=痛みが変わらない となると、別の原因ではsign02と思うわけです。

 

全体的にチェックしていきますが、恐らく、肘内障であることは間違いないということで、整復・・・

またまた痛いことされる~weep と、感づいた少女は、また泣き出します。。。。

 

ポキっ

 

おめでとうございます。入りました。

 

最後に、ハイタッチで、整復確認して終了しました。

 

やっぱり、お子さんの笑顔は、いつみてもいいですねsmile

 

最近では、腰痛や肩こりで、来院される方が多いですが、捻挫や怪我の処置ももちろん行っております。

 

レントゲン検査や、薬の処方、痛み止めの注射 など、ドクターが行う行為はできませんが、

 

怪我の処置から、体の歪み、姿勢の癖からの、健康状態、食事や生活の習慣、内臓の疲れなど、頭の疲れ、不眠、頭痛、枕の相談など

 

日常で、お困りのことがございましたら、ご相談にいらしてみてください。

最近の整骨院は進化してますよsign03(笑)

 

 

本来の自分へ~Re;balance整体&量子場調整~

   とりつかせいプラクティス.整骨院       院長  塚田 明樹