関節が持つ大切な役割とは?関節調整で得られる効果について



関節の違和感だけでなく、体調不良の原因が関節から派生する場合があることをご存じでしょうか。関節は人間の身体をスムーズな動きから体調そのものを左右するのです。今回は関節の役割や関節調整について、関節を痛めないための予防について紹介しています。

1.関節とは

関節は身体を動かすためには欠かせない部位です。また関節は人間に限らずさまざまな種類の動物にもあります。一般的に関節といえば、肩や膝といった部分が一般的に思い浮かぶことでしょう。しかし人体には関節が68ヶ所もあり、それぞれが大事な役割を担っています。関節とは骨のつなぎ目にあり、身体の各種動作を行います。

2.関節が持つ役割

まず骨は非常に硬く、骨同士がぶつかり合うと、硬い骨同士がこすれてしまいます。骨同士がこすれてしまうことで、痛みや人体に支障をきたすこともあるでしょう。

そうならないために関節があり、関節には軟骨があります。軟骨が関節の表面にあることで、関節をスムーズに動かしてくれます。軟骨のほとんどが水でできていることから、関節の衝撃を抑えてくれる役割も持っています。また軟骨は関節包で覆われており、関節の潤滑な動きを助けます。

もし関節がなければ、動きに支障をきたしてしまいます。下半身の関節がなければ、走るなどの激しい運動どころか、歩くことにも痛みを感じるようになり、日常生活にかなりの支障をきたしてしまいます。上半身の大きな関節の肘や肩も同じく、物を持つ、手を上げることでも痛みを感じるようになります。

さらに顔にも関節があり、例えば、顎の関節がなければ食事のときにものを噛むこともできなくなります。その場合は命の危険にさらされます。

3.関節調整で得られる効果

大事な関節を守るためにも、関節調整を行っている整骨院も増えています。関節調整とは文字通り、もともとある関節の調整をするといったもので、大掛かりなものでなければ、手軽に取り掛かれる点が特徴です。関節調整と聞くと、力いっぱい骨をバキバキ鳴らすことや、強い力で無理矢理矯正をするというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

しかし実際は文字通り調整ですので、あくまでも本来あるべき状態に近づけるといった意味での施術でもあり、大きな力を加えることはありません。関節の調整で動きがスムーズになるといった効果を実感できます。その結果として、身体の各所の痛みやしびれなどの諸症状を和らげ、身体全体を楽にすることも可能になるのです。

4.関節を痛めないためには適度な運動で予防

関節調整も大切ですが、まずは日常生活を見直してみましょう。関節は非常に負担が掛かる部位でもあるので、痛めない予防を考えてみましょう。日常のちょっとした心掛けから、大切な関節を痛めないための予防は可能です。

まず過度な体重の超過は、やはり関節に大きな負担が掛かってしまいます。体重を支えているのは自分の身体で、その負担が関節にも大きく掛かってしまいます。そのため、日常的に適度な運動を行うことで健康体を維持して、関節への負担を軽減しましょう。体重が大きく増加してしまった場合には、関節への負荷を考えても早めにもともとの体重へと戻す努力をすることも大切です。

一方でスポーツをしており、適正体重の方でも油断は禁物です。激しい運動でも関節には大きな負担が掛かります。準備体操でしっかり関節を意識して軽く動かすことや、患部を極度に冷やしたりしないこともとても大切なことです。またフォームや体勢で関節への負荷が大きく掛かるような場合には、そういったフォームなどを矯正する必要もあるでしょう。スポーツを通して関節を痛めてしまった場合には、いったんそのスポーツから離れて静養する必要もあります。もし一定期間の静養を経ても痛みが回復しない場合には、できるだけ早く整骨院への相談が大切です。

ちょっとした心掛けで、身体全体に掛かる負担や、関節に掛かる負担を軽減できます。この点を少し意識した生活を送るだけでも、関節への負担は減らせることでしょう。

5.まとめ

関節は骨同士のぶつかり合いをなくし、軟骨が関節をスムーズに動かせるようにしてくれます。歩いたり、走ったり、日常生活の基本動作を難なく行えるのは、関節がしっかりと機能しているからです。関節が悪くなれば、それだけ日常生活も難しくなってしまいます。しっかり予防をしながら、万が一、悪くなってしまった場合には関節調整を含めた施術を検討したほうがよいでしょう。

「とりつかせいプラクティス.整骨院」では、関節調整を行っています。またお客様一人ひとり、身体の状態を見た上で、関節調整以外にも、身体の状態に合わせた適切な施術を行います。身体に違和感を持たれている方、体調が優れない方はぜひとも当院をご利用ください。お客様の健康を第一に、身体のケアをさせていただきます。