感想有難うございます(#^^#)
ばね指/腱鞘炎
【腱(けん)】とは、筋肉の線維の先端が細くなった❝ひも❞の様なもの。と捉えてもらえればよいと思います。
筋肉は、骨と骨の間にあるのですが、骨にくっつく所は、【腱】となります。
手足の指の場合、指を動かす為の筋肉は手首くらいの所から、腱となり、指の先まで伸びます。
指を動かす為の腱の通り道をある程度決めないと指を正確に動かせないので、【腱鞘(けんしょう)】というトンネルのような通り道があります。
一般には、極端に特定の指を動かしすぎたり、負荷をかけすぎた結果、腱 もしくは 腱鞘 に炎症が起こり、腫れてしまいます。
その腫れた状態で、更に使い続けてしまうと、その腫れが❝こぶ❞のようになり、《ひっかかって》しまうと、バネのように《カクンっ》と動くので、、《ばね指》と呼ばれます。
ばね指 の 対処法(初期)
《ばね指》を自覚するようになるのは、
『曲げれるけれど、伸ばせなくなった』
『無理して伸ばそうとすると、カクンッとなる』
といった、特有の症状を、朝方、寝起きに感じる方が多いようです。
初期のうちは、『朝は動かしにくさを感じるけど、だんだん動かしていると普通に動く』程度で収まっています。
この段階であれば、前腕(肘から手首の間)の筋肉のストレッチと、手のひらのストレッチを行う事で、解決される場合があります。
(ネットからお借りしました)
今では、ネットで【前腕のストレッチ】【ばね指の対処】と検索すれば、おおよその情報は得られます。
便利な世の中になりました
ただし、筋トレ や ストレッチ は、そのやり方、フォーム(型)も大切ですが、その目的と、どこに意識を向けるかが、最後の最後にはカギになります。
まずは、ネット等の情報で、大まかな形でよいので、ゆっくりと伸ばしてみてください。
痛みや、不快感がある場合は、やり方が少し違うか、そのストレッチが、現在の状況に適していないので、一旦中止してください。
そして、その指への負担になることは、少し控えるように気を付けてみてください。
日々の生活の中での負担を軽減させ、安静に出来る時間を増やし、硬くなった筋肉をストレッチでゆっくりと伸ばしてあげることで、快方に向かいます。
ばね指の対処法(初期以降)
『明らかに、カクッとなる頻度が増えた』
『動かすと痛みが出てきた』
『朝だけでなく、日中も動かしにくい』
この様に感じてきたら、《初期以降》の段階ですので、個人的には、一回、専門の方(整形外科、整骨院等)に診てもらう事をお勧めします。
恐らく、この段階の状況は、腫れが大きくなり、休ませていても腫れがひかないくらいになってしまっています。
ですので、痛みのある部分に余計な刺激を与えることはかえってマイナスになる可能性があります。
湯船で、前腕(肘から手首まで)の筋肉を温めたり、軽いマッサージを加えたりすることは、継続しても構いませんが、
指を無理に伸ばしたりするストレッチは、避けた方が良いかもしれません。
というのも、この段階より更に進行すると、【腱】や【腱鞘】の腫れが更に大きくなり、ほとんど動かせなくなることもあります。
炎症や晴れが進行しすぎると、外科的な対処しか、道が残されなくなる事も否定できません。
最初に感じた違和感よりも、明らかに違和感が日に日に増しているなと思ったら、専門機関への受診をお勧めいたします。
当院としての対処法
お悩みや、不調の種類、範囲、程度は多岐に渡ります。
基本的には、行う事は変わりません。
・頭蓋骨、背骨、骨盤のバランス
・筋肉へのアプローチによる循環促進
・内臓の状態 と 脳脊髄液 の循環を整える事による、自律神経へのアプローチ
【部分】は【全体】の影響を受けもするし、影響を与えもする
【全体】は【部分】の影響を受けもするし、影響を与えもする
部分的な不調であっても、ちゃんと全体の問題へと影響を与えます
逆に
全体的な不調と思っているものが、部分的な問題からの影響だということもあります
《ばね指》に関しても、どの指の、どこの部分に炎症が起きて、動きにくくなっているかによっても、
それが、首の骨の問題であって、内臓であれば、~~の臓器の疲れがあって、右目の使い過ぎが影響を出していて・・・・
そこに至る過程の中で、ストレスや食事、睡眠の何かのリズムが乱れた事で、自律神経が乱れ、そのことで、本来の回復するはずの組織の回復が遅れていて・・・
部分 と 全体 の影響が、相乗的もしくは相補的に働き、それが何層にも積み重なっている状況
とまぁ、そこまでになってない事もあるのですが、
所謂、先ほど紹介したような、セルフケアで緩和されるものであれば、そこまで問題は重なっていないのでしょうが、
やはり、長期間抱えているお悩みなどでは、問題が重なり、絡み合って、本当の問題が見えにくくなっている事があります。
ただし、その問題というか、原因探しは、あまりお勧めできません。
原因や問題は探すモノではなく、気が付くモノだと思っています。
一つ一つ、現段階での課題、問題を解消していくなかで、ふと気が付く時が来ます。
ばね指 にしても、肩こりにしても、
たかが~ / されど~
です。
最後の一言
不調や辛さから解放された時、ヒトは様々な反応を示します。
表情や言葉に出す方もいれば、そうでない方もいます。
それは、劇的 な時もあれば、忘れた頃に訪れる事もあります。
結果良くなって頂ければ、どちらでも良いのです。
部分は全体に影響を及ぼし、全体は部分に影響を及ぼす
それは、個人の中だけでなく、個人と個人の間、集団の中でも同じことが言えます。
相手の回復は、自分の回復となります。
相手の良好な状態は、自分の良好な状態にも影響を及ぼす。
僕は、自分の健康はすごく大切にします。
同時に、
御縁があって関係性がある方の健康も大切にします。
それは、相互的である以上、そうなって然るべしなのです