アレルギーやアトピー
アレルギーやアトピーでお悩みの方もご来院されることがあります。
アレルギーやアトピーは、
基本的には、体にとって、必要のなくなったモノを、 呼吸や汗、涙、鼻水や尿、便などの排泄(体外に出す)の働きのなかで、体内に残さないようにしていたのに、体内に残ってしまい、それが皮膚上に現れて痒みを出したり、 鼻水や涙が過剰に出たりする状態です。
これは、特別アレルギーやアトピーだけに限ったことではなく、
様々な症状や不調を辿ると、 体にとって、残しておきたいくない『モノ』『コト』が解消されずに残ってしまった結果、
肩こりや、腰痛、 内臓の不調、頭痛なども引き起こす要因になります。
『モノ』は、呼吸や食事によって体の中に入ってくる物質等、
『コト』は、明確な物質ではないけれど、体験や 経験のなかで生まれるストレス等です。
もちろん、全てが悪ではないですし、必要な時期や期間があります。
ただ、最終的には、望ましい形で体外に排出してほしいモノやコトが、少しコースを変えて排出している状態が不調であったり、種々の症状とも言えます。
結果として、不調として現れている症状を『整体≒体を整える』という観点から改善を考えるとき、
●綺麗で新鮮な血液、体液の状態を保つ
●循環、巡りを滞らせない
●現状残っているものは排泄(体外に排出)させる
●自律神経の状態を出来る限り良好に保つ
このようなポイントを主に整えていきます。
横隔膜(おうかくまく)と 呼吸
そして、この4つのポイントを改善させていく際に、
横隔膜という呼吸に関係する所の動きが制限されている方が多く、 横隔膜の動きが制限されているということは、呼吸が浅くなっているということに加えて、 内臓の位置が下へ下がっているということも示唆されます。
内臓の状態や呼吸の状態は、自律神経のバランスにはとても関わりが強いです。
もちろん、人体のことなので、今お伝えした事ではないケースも多々あります。
ただ、どのような症状があったとしても、押さえておくポイントは実は同じようなポイントであったりもします。
今年の蒸し暑さで、いつもよりも皮膚湿疹が酷くなったという方もおられました。
暑さで寝不足が続いたり、食事に偏りがあったりすると、体力や免疫が少しづつ下がってしまい、 体の抵抗力が弱くなってしまいがちです。
セルフケアではなかなか改善されない、いつものように体が回復してこないというかたがおられまっしたら、一度ご相談頂ければと思います。